お香について

生薬やスパイスとして珍重されてきた
天然植物を中心に、多種多様の香原料を
使用します。
それぞれの個性ある香りを
絶妙な配合で混ぜ合わせることにより、
素敵なハーモニーがうまれます。

「香の指とまれ」では、厳選された原料の
風雅な香りをお楽しみいただけます。

お香の原料

Natural Ingredients

沈香(じんこう)

Aloeswood Agarwood

ジンチョウゲ科の常緑高木にできた樹脂。
産地、個体により香りが異なります。
希少性から大変高価な香木です。

白檀(びゃくだん)

Sandalwood

ビャクダン科の常緑高木。
古木の中心部にほのかな甘い香りがあります。

丁子(ちょうじ)

Clove

フトモモ科のチョウジの花蕾。
スパイスとしても有名です。

桂皮(けいひ)

Cinnamon

クスノキ科のニッケイの樹皮。
お菓子のシナモンとして人気があります。

龍脳(りゅうのう)

Borneol

フタバガキ科の常緑高木の結晶。
墨の香りで書道を思いおこします。

大茴香(だいういきょう)

Staranise

モクレン科の常緑樹の果実。
中華料理に愛用されるハッカクです。

お香の豆知識

医香同源、お香セラピー

生薬として伝えられた原料を扱うのは、古来「薬種商」でした。
特に香りの優れたものが、お香用として現在では特別に扱われています。
自然の力が心と身体を優しく癒してくれる、お香セラピーといえます。

グリーフケア、お祈りに心をこめて。

お線香、お焼香の煙には大切な意味があるのをご存知でしょうか。
空高く立ち上る煙は、雲の上にお住まいの方の、唯一のお食事と云われています。
大切な方や、家族同様のペットと離れた悲しみは計り知れません。
もっと伝えたかった事など、沢山あることでしょう。
愛情料理のように、心をこめたお香を届けませんか。
手作りなら、嗜好品を加えたり、形もお好きにアレンジできます。

お香の歴史

仏教とともに伝来したお香。
人智の及ばない幽玄な香りは、捧げ物としてのほか、生薬、魔よけのお守りとして
珍重されていました。
王朝時代には、オリジナルの香り作りを高貴なたしなみとし
武士の時代は、兜に焚き染めて出陣したそうです。

舶来品で貴重なため、いつの時代もステイタスシンボルでした。
品薄状態で粗悪品が流通した時代もありますが、
お香本来の魅力、自然の癒しの力が、見直されています。

薫物(たきもの)

ブレンドした香原料を丸薬状にした練香(ねりこう)のことを、
薫物(たきもの)ともいいます。
源氏物語など王朝文学には、数々のエピソードが登場します。
貴重な香原料をより有効に楽しむため、創意工夫を凝らした日本の伝統文化です。